努力しても伸びない原因

成長ホルモン分泌不全性低身長症が原因で伸びない
成長ホルモン分泌不全性低身長症とは?
身長が伸びない場合、もしかすると病気が関係しているかもしれません。
身長に関する病気として有名なのが成長ホルモン分泌不全性低身長症です。
成長ホルモン分泌不全性低身長症とは成長ホルモンが十分に分泌されない病気です。
成長ホルモンの分泌が足りないと成長が遅れてしまうので、当然身長も伸びず、治療をしないままだと130cm程度でストップしてしまいます。
身長の伸びが他の子供よりも遅いからといって必ずしも成長ホルモン分泌不全性低身長症とは限りませんが、不安に感じる場合は病院で検査を受けてみるのもいいでしょう。

成長ホルモン分泌不全性低身長症は身長に影響を及ぼしますが、命を脅かすものではありません。
この病気で命を落とすことはありませんし、知能や体格も他の人と変わらないです。
しかし、子供の頃はまだしも中学生や高校生になると身長のことで色々悩むようになるはずです。
身長をコンプレックスに感じて学校に行くのが嫌になることもあるでしょう。
快適な学校生活はもちろん、これからの人生を考えた上で低身長というのはハンデになる可能性があります。
治療が遅れてしまうと治りづらいですし、同年代の子供と同じくらいの身長になるまで時間がかかってしまうので、早期発見・早期治療が大切な病気です。

 

成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療方法
成長ホルモン分泌不全性低身長症の場合、成長ホルモンを注射で投与する治療が一般的です。
すぐに効果が現れるものではなく、何年も時間をかけて治療していきます。
長い場合だと高校卒業くらいまで治療が続きます。
また注射と聞くと病院に打つイメージが強いですが、成長ホルモンの注射は自宅で打てます。
血液を抜く際に使う太い針ではなく、細い針を使用するので痛みは少ないです。
最初は親が注射をした方がいいですが、ある程度大きくなってからは子供が自分で打つようになります。
注射する部位は主にお尻や太もも、二の腕などで、毎日同じ場所に打たずに交互に違う場所に打ちます。
成長ホルモンの分泌をサポートするのが目的なので、夜寝る前に一回だけ注射します。
やり方はとてもそれほど難しくはなく、子供でも覚えさせれば簡単にできます。

成長ホルモンを投与することによって、徐々に身長が伸びていきますが、開始時期が遅くなると効果が鈍くなります。
思春期を過ぎてから治療を始めてもそこまで高い効果は期待できません。
思春期が訪れる前から治療を行うのが理想なので、早ければ早いに越したことはありません。
身長がただ低いという理由だけでは治療を受けることができず、様々な検査をして成長ホルモン分泌不全性低身長症だと診断されてから治療がスタートします。

 

成長ホルモン分泌不全性低身長症の副作用と治療費用
成長ホルモンを外部から投与するのは、自然なことではないので副作用が現れます。
代表的なのが頭痛や関節の痛みといったものです。
頭痛は初期段階で見られることが多いですが、これはずっと続くものではなく一時的です。
関節の痛みは治療が上手くいっている証拠なので、それほど心配する必要はありません。
みなさんも経験があると思いますが、成長期になると関節に痛みを感じることがあります。
それと同じだと考えてください。
しかし、あまりにも痛みが激しい場合は医師に相談しましょう。
そして、場合によっては白血病や甲状腺機能低下を引き起こす可能性があります。
白血病と成長ホルモン投与の関係性はまだ立証されていませんが、起こり得る可能性があるといわれています。
甲状腺機能低は治療中に見られることがあり、倦怠感を伴う場合があります。

気になる治療費用ですが、安くても一ヶ月10万円程度はかかると考えてください。
一ヶ月10万円の治療費用はあまりにも高すぎるので、全てを自己負担できる方は限られています。
負担を軽減させるためにも小児慢性特定疾患医療費受給を有効活用しましょう。
小児慢性特定疾患医療費受給を利用したい場合は保健所にある手続き用紙に必要事項を記入し提出してください。

 

 

 

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