知っておきたい身長の話

身長に影響を及ぼす3つのホルモン
成長ホルモン

高身長を目指すには成長ホルモンの分泌が不可欠です。
成長ホルモンは身長に大きな影響を与えるので、分泌量が多ければ多い方が身長が伸びやすくなります。
そのため、身長を伸ばしたいのであれば、どれだけ成長ホルモンを分泌できるのかがポイントになるといえます。

成長ホルモンは脳下垂体から分泌され、骨を長くしたり、筋肉を育てたり、脂肪を分解する働きを持っています。
13歳から17歳が成長ホルモンが最も多く分泌され、20歳から25歳にかけて一気に低下します。
ただし、低下するだけなので成長ホルモンの分泌がストップするという訳ではありません。
成長ホルモンを分泌させることによって、肌トラブルや薄毛にも効果を発揮します。

成長ホルモンが一日のうちで最も活発に分泌されるのが私たちが寝ている時です。
特に夜10から深夜2時の間に大量に分泌されるので、この時間帯は逃すのは非常にもったいないです。
夜10時に寝ることによって、身長が伸びやすいですし、肌トラブルを予防・改善できます。
この時間帯に寝ていないと成長ホルモンの分泌が少ないので、身長が伸びづらくなり、肌もボロボロになりやすいです。

また成長ホルモンはタンパク質を摂ったり、運動をすることで分泌を促すこともできます。

 

甲状腺ホルモン
身長を伸ばすホルモンとして成長ホルモンが注目されがちですが、甲状腺ホルモンの役割も非常に大きいです。
甲状腺ホルモンとは喉仏にある甲状腺という内分泌臓器から分泌されるホルモンのことで、新陳代謝を促す働きを持っています。
新陳代謝が活発になると骨が伸びやすくなるので、成長ホルモンと同じくらい大切な存在です。
そのため、万が一甲状腺ホルモンの分泌が悪いと身長を伸ばすことができず、低身長になってしまいます。
さらにそれだけではなく、全身の代謝機能が乱れ、倦怠感や体温の低下、脱毛、記憶力の低下といった症状を引き起こします。
このような甲状腺ホルモンの分泌が悪い状態を甲状腺機能低下症といいます。

甲状腺機能低下症は先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)と後天性甲状腺機能低下症の2種類があります。
先天性甲状腺機能低下症の場合は生まれつきで、後天性甲状腺機能低下症の場合は小学生くらいに発症するケースが多いです。
子供の場合、甲状腺機能低下症だったとしても単に物覚えが悪いで済まされてしまうことがあります。
先天性甲状腺機能低下症だと知能障害を引き起こす可能性もあるので、早めに治療を行わないといけません。

そして、甲状腺ホルモンはヨウ素を含む食品を食べることで活発に分泌させることができます。
ヨウ素を含む食品は昆布を始めとしたひじき、わかめ、のり、もずくといった海藻類です

 

性ホルモン
性ホルモンも身長に影響を及ぼすホルモンのひとつです。
男性ホルモンのテストステロンと女性ホルモンのエストロゲンの2つがあり、男の子は精巣、女の子は卵巣から分泌されます。
性ホルモンの分泌が活発だと体や骨の成熟が促進され、早めに身長が伸びきってしまい、最終身長が低くなります。
高身長を目指す場合、性ホルモンの分泌を促さないようにするのが重要です。

性ホルモンの分泌を促す行為は色々ありますが、中でも注意したいのが生活習慣です。
ハードな運動を続けていると性ホルモンの分泌が活発になり、早めに思春期が訪れます。
上半身だけまたは下半身だけ鍛えるといった特定の部分のみを強化する運動は避けてください。
ダンベルやゴムを使用した筋トレは極力やらない方がいいです。
睡眠時間が短かったり、過度なストレスを受けていると性ホルモンの分泌が活発になり、思春期の訪れが早くなります。
外国人よりも日本人の方が思春期の訪れが早いですが、その原因だといわれているのが睡眠時間の短さです。
欧米の子供と比べると日本の子供は明らかに睡眠時間が短く、これが欧米人と日本人の身長に大きな差をもたらしているともいわれています。
性ホルモンの分泌を活発にさせないためにも規則正しい生活を送るようにしてください。

 

 

 

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